日本カノマックス
見積もりのご依頼ポータブルエアロモビリティスペクトロメーター (PAMS) は、持ち運びが可能な移動式、あるいはハンドヘルド型のエアロゾルサンプリングアプリケーションのためにデザインされたバッテリ可動式の粒径分析用モビリティスペクトロメーターです。PAMS は 1 回のスキャンで全マイクロメーターレンジ (10 – 863 nm) に渡るエアロゾルの個数基準粒度分布を提供します。PAMS では放射線物質を使用しない両極荷電方式を採用し、安全規定の厳しいサンプリングサイトにも用意にアクセスできます。両極荷電方式によりサブマイクロメーターレンジにおける大型粒子の計測時の不安定さが大幅に軽減されます。PAMS は小型で軽量、スタンドアローン式でバッテリ可動式の装置です (外部 PC 不要)。
カノマックスハンドヘルド凝縮パーティクルカウンター (CPC) は感度が 15 nm で、凝縮レンジは 0 – 100,000 粒子/cm3 です。この CPC のトータルフロー率は 700 cc/min で、エアロゾルサンプリングフロー率は 100cc/min です。この小型で軽量な CPC の電源オプションにはアルカリ/ニッケル水素バッテリまたは AC アダプタがご利用いただけます。
従来の微分型静電式分級装置 (DMA) では変化する電場を使用して粒子の粒径で分級しています。エアロゾル質量分級装置 (APM) では、遠心力と静電気力とのバランスに基づいて、粒子を質量により分級します。この手法により真の質量分布が分かり、単分散エアロゾルの生成に使用できます。APM の粒子質量レンジは約 30 – 580 nm で、回転速度は最大 14,000 rpm です。
infiTOF 高解像度飛行時間型質量分析装置は、高性能で小型の飛行時間型質量分析装置です。日本カノマックスの子会社である MSI Tokyo がこの画期的なデバイスを開発しました。マルチターン技術を導入することで、MSI は解像度を犠牲にすることなく infiTOF を従来の質量分析装置よりも小型にすることに成功しました。infiTOF システムはコンパクトで持ち運びもでき、30.000 FWHM の解像度を実現する能力を持っています。